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幼児教室 子育て支援


by child-popup

隣の芝は青い?!

「あの子は○○が出来るのに、うちの子は…」と言うこと、ありませんか?
保育の仕事に携わってきて比較は良くないと知っている私も 親 という立場になれば、ついつい口に出してしまうことがあります。

我が子の成長を願うあまり、もっとこうなって欲しいという思いが出てつい口にしてしまうのですが、子どもの能力はまさに未知数です。

子育てはよく植物を育てることに例えられます。
種をまき、水をやり、陽に当てたり肥料をやったりして育てるのと同様、子どもも親や大人が援助して育っていきます。
いつ花が咲くのか、どんな花なのか…それは誰にもわかりません。
まだ芽しか出てないのに、他と比べるなんて“親”とは悲しいものです。(笑)

高度な能力、つまり才能と言われるものは別として、たいていのことは親が教えていけば出来るようになります。
それが少し遅いか、早いかというだけで、一生という長い時間から見ればたいした差はありません。
それなのにいちいち他と比べられたら、子どもの方もたまったものではありません。(笑)

もし隣の庭より青い芝にしたければ、その芽をよく見て、どんな肥料がいいのか、どんな環境なら青々と育つのかを考えるべきだと思います。
激励のつもりで言っていても、比較は子育てに役にたたず、また言葉がけだけで思うように育つはずもありません。

でも一生懸命育てればそのうち“うちの芝は黄金色”なんてことになっているかもしれません。(笑)


〈 ひとりごと 〉
先日はたくさん雪がふりました。
寒い日が続くのは大人にとってあまり嬉しいことではありませんが、雪の少ない神戸だと子どもにとっては自然からのプレゼントみたいなものです。
娘も庭に出て一生懸命雪だるまを作っていました。
いくつも作っているので、「たくさん作ったのね」と声をかけると、こんな答えが返ってきました。
「雪だるまのお父さんとお母さんと私、こっちは雪ウサギの家族♪」
父親は仕事が忙しくて一緒に遊ぶことも多い方ではありませんが、娘が家族というものを大事に思ってくれていると思うと、とっても嬉しくなりました。



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by child-popup | 2011-02-16 11:45 | 子育て | Comments(0)