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幼児教室 子育て支援


by child-popup

“先生”の使い方

先日 教室の父兄と話していて 気付いたことがあるので、今日は“先生”の
使い方についてお話ししようと思います。

幼稚園にいた頃も、幼児教室の時でも 子ども達は先生の言うことをよく聞き、
指示がある時は守ろうと努力します。
そこで お母様方は子育て中の困ったことを解決しようと 時々“先生”を
持ち出します。
別に悪いことではありませんが、ここでよく使い方を間違えてしまうのです。

好き嫌いがある子に お母さんが声をかけます。
「どうしてピーマンを食べないの?食べないなら先生に言うわよ。」
こういう使い方を よくされるのですが、先生に怒られるかもしれないと思うと 子どものモチベーションは下がってしまいます。
使い方として有効なのは むしろ逆です。
「ピーマンを一口でも頑張って食べられたら 先生に言ってほめてもらおうね。」
こうすると 努力を先生に認めてもらえることになり、モチベーションも上がります。

先生は教えることも仕事ですが、幼い子どもが相手となれば ほめることが
仕事となります。
なぜなら 幼ければ幼い程 興味や意欲がなければ 頑張れないからです。
逆に 子どもの意欲や努力をきちんと認めると、子どもはますます頑張ります。

子どもを伸び伸びと育てようとするなら 圧力をかけるような言葉掛けではなく、
子どもの目に炎が宿るような (笑) 応援をしてあげて下さい。
時々「私(母親)の言うことは なかなか聞かないのに、先生の言うことはよく聞きます。いったい どうやって指導されているんですか?」と 聞かれますが、実際のところ 私もよくわかりません。(笑)
教え子達はよく言うことを聞いてくれましたが、娘は私よりも 幼稚園の先生に
言われたことを聞いていました。(笑)
きっと“先生”という名前の持つ力なのかもしれません。
それならば…“先生”を上手に使って 子育てして下さい。

私は幼児教育が家庭教育と同じ方向でなければ 子どもは伸びないと思っています。
ともに悩み、ともに喜べば 豊かな土地で根を張る苗木のように伸びてくれると
信じています。



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by child-popup | 2012-02-06 10:20 | 子育て | Comments(0)