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幼児教室 子育て支援


by child-popup

子どもとともに育む感性 ?!

私はお花見と同様に…いえ、それ以上に もみじ狩が好きです。
保育の勉強をしていた学生の頃、“自然”の講義はなんだか泥臭くて あまり好きではありませんでした。
それなのに 保育の現場では“自然”がとても大きな役割を果たしていたのです。

春の保育では ツバメの観察をし、子育てや巣立ちを通して親子・家族の愛を感じ、
夏にはスズムシやカブトムシ・クワガタの飼育方法を学び、
秋には葉っぱを見てドングリの木を探し当て、紅葉の美しさで季節の移り変わりを感じました。
冬にも水が氷になる不思議さや 吐く息が白く見えるおもしろさを保育に取り入れて
いました。

さて紅葉の美しさを感じるのは どちらかと言うと子どもではなく、大人です。
子ども達は葉っぱよりドングリの方が魅力的なので、紅葉狩りに連れて行っても
退屈するかもしれません。
それでも私には 季節が巡ってくると こんなにも色鮮やかに変化して 冬の前に精一杯
オシャレしているように思えて、心から「きれいだなぁ~」と思うのです。
神様はなんてステキな絵の具を使うんだろう と感心したこともあります。

実は私も幼い時から紅葉狩りが好きだった訳ではありません。
退職してから出掛けた 京都のお寺で見た一面の紅葉…圧観でした。
あまりに見事で その場からしばらく動けなかったほどです。

感性は教えたからといって計算通り 身につくものではありません。
それならば…親の私が「きれいだなぁ」「心地いいなぁ」と思うことを 子どもと
一緒にしていこうと思いました。
春の日の原っぱで 草の匂いとともにお昼寝。
夏の海で泳ぎ疲れた後は 風に吹かれながらかき氷。
大好きな紅葉を見て きれいなお月さまを眺める。
冬の星空もきれいだけれど やっぱり石焼きイモ!!

季節限定モノが大好きな私は子どもと一緒に楽しんでいます。
子どもに何がどう伝わるかなんて そっちのけ。(笑)
親が楽しけれりゃ そのうち子どもも楽しくなるさ…なんて勝手な理屈をつけながら
親子で笑顔になれると たまらなく嬉しくなります。
by child-popup | 2011-10-18 10:03 | 子育て | Comments(0)