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幼児教室 子育て支援


by child-popup

“聞く”“話す”は信頼度

先日 小学生の娘と親子ゲンカになりました。
脱いだ洋服をリビングにおきっぱなしにしていたので「脱衣所まで持って行きなさい。」と声を掛け「ハーイ」と返事が返ってきました。
しばらく時間がたって、ふと リビングを見ると そこにまだ洋服が…。
「洋服、汚れたのなら 持って行ってって言ったでしょっ!」
すると 今度はふてくされて「ハイ、ハイ。(あー、うるさいなぁ)」の返事に
カッチーン(怒)
「そんな言い方をするんだったら、もう全部自分でしなさい!それなら 何も言わないから。(怒)」

子育て中の親子では珍しくない光景だと思いますが、この後 ちょっと驚いたことが
ありました。
「さっきは偉そうに言ってごめんなさい。自分でも持っていかなくちゃ と思ってたんだけど、ママに何度も言われて うるさいなぁ と思ったの。でも すぐに持って行かなかった私が悪いよね。」と 謝ってきました。
私が驚いたのは 怒っている母親に対して正直に自分が感じたことを伝えてきたから
です。
確かに何度も同じことを言われるのは 誰でも嫌です。
(こっちも何度も言いたくないけど(笑))
いい・悪いは別にして 自分の気持ちを母親に“話す”ことが出来るのは とりあえず
子どもの言い分を“聞く”ということをしてきたからだと思います。
大人の私達も かつては子どもでしたが、子どもの感性は とうの昔に忘れて失って
います。
それなら 我が子がなぜ怒っているのか、なぜ泣いているのか、どう感じているのか は本人に聞いてみないとわかりません。
幼い時から いい・悪いを教えることは大切です。
しかし 親が子どもを受け入れることは もっと大切です。
子どもの気持ちを受け入れ、その上で いいこと・悪いことを区別し、どうすれば
良かったのかを教える、という順になります。

“聞く”(受け入れる)ことをしなければ、“話す”(甘える)ことが減り、信頼も低くなってきます。
自分の思いをわかってくれない人に何をどう言われても聞き入れることなど
出来ません。
親だから…と大人が話をするばかりでなく、まず“聞く”ということをしてみて
下さい。

そして親は神様でも仙人でもありません。
もし 子どもの言葉で 自分の行き過ぎた点があれば素直に認め、謝るぐらいのことが
出来れば ステキな親子関係が築けると思います。




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by child-popup | 2011-10-19 15:00 | 子育て | Comments(0)